ついにコモディティになったPC

軽量・コンパクトなのに低価格なことで人気を博した「Eee PC」に大手メーカーが追従するとは思わなかった。DELLやHPに続いてSONYまでが低価格ノートを発売するようだ
私は、これでPCはついにコモディティとなってしまったと考える。


これまでも、デスクトップPCは5〜6万円で液晶モニター付きが買えたし、HPやDELLではノートブックも6〜7万円で買えたが、軽量コンパクトなモバイルノートに限っては、各社高めの価格設定を維持してきた。一頃人気だったLet’s Noteは主力モデルが20万円以上のプライスタグで堂々と売られていた。
そのモバイルノートが、まだ機能的に劣る部分があるとは言え、5万円という価格が標準になってしまったわけだから、国産メーカーも高価格を維持することは難しいだろう。
TVチューナやBDドライブといった付加機能を無理矢理搭載することで高価格を維持するのはもはや不可能だ。
価格が下がることはユーザーにとって一見メリットがあるように思えるが、長期的にはそうとも言えない。コモディティとなってしまった商品は差別化が難しく利益率も低くなる。その結果、技術革新が進みにくくなることが予想される。
いずれにしてもハードウェアが主戦場にはなりえないことだけは確かで、今後はソフトウェア面での差別化をいかに図れるかが、生き残りの条件だろう。

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